次は「凸凹しごとガイド」で検索してね!

【適職診断】発達障害者の特性理解を深める自己分析ツール7選!回答シートの活用方法を徹底解説

  • 適職診断って何?自己分析って結局どうやればいいの?
  • 頭の中で考えても全然進まなくて、やる気なくなった…
  • 手軽に使えて自己分析に役立つツールを知りたい!

発達障害のある方が転職活動を始める際に、つまづきがちなのが「自己分析」。過去の失敗体験によって劣等感を覚え、振り返るたびに落ち込んでしまう方は少なくありません。

私自身ASDと診断されたあとでも、何年間も「私は皆より劣っている、何もできない存在なんだ…。」と苦しんでいた記憶があります。

よしだ

失敗を意識しすぎると、良いところが見つからなくなっちゃう!

この記事を書いた人
  • 発達障害ASD・ADHD(精神2級)
  • 営業職→適応障害→転職→営業職を繰り返す
  • 職種を変えても続かず就労移行支援も失敗
  • 障害者雇用の短時間パート事務職でやっと定着
  • 転職エージェント経由でフルリモート事務に転職
よしだTwitter

本記事は自己分析につまづき困っている発達障害の方に向けて、手軽に使えて情報量の豊富な自己分析ツールを7つ紹介します。

自己分析ツールは質問に答えるだけで、データを分析して「強みや適職などのアドバイス」を出してくれる便利な道具。個人的な思い込みや失敗のトラウマなどのノイズがない、客観的な診断結果を知ることが可能です。

できない事や失敗ばかりに目が行く負のループから抜け出すために、ぜひ客観的なご自身の姿を確認しましょう。

私が実際に利用したときの分析データも一部公開しているので参考にしつつ、気になった自己分析ツールを使ってみてください。


特にオススメしたいツールはミイダス。誰でも無料で利用でき、ストレス要因・職務適性・上下関係適性などさまざまな回答結果を得られます。

特にストレス要因は発達障害を持つ方が働くうえで意識すべきポイントのひとつ。どんなときに負荷がかかるのかを知っておくだけでも、職場定着や活躍にいい影響を与えるでしょう。

▽ ミイダスの紹介を読みたい人はクリック


特にオススメしたいツールはミイダス。誰でも無料で利用でき、ストレス要因・職務適性・上下関係適性などさまざまな回答結果を得られます。

特にストレス要因は発達障害を持つ方が働くうえで意識すべきポイントのひとつ。どんなときに負荷がかかるのかを知っておくだけでも、職場定着や活躍にいい影響を与えるでしょう。

▽ ミイダスの紹介を読みたい人はタップ

タップできる目次

自己分析ツールは客観的な意見を得られる道具

自己分析ツールは多くの質問に回答することで、職業適性や強み・弱みなどを分析してくれる道具。結果を眺めるだけで、なんとなく自己理解が深まったと感じる人もいるでしょう。

しかしせっかく回答結果が手に入ったなら、客観的な意見として転職活動に役立てることをオススメします。

  • 自分自身のイメージと回答結果にズレはないか?
  • 複数の自己分析ツールで同じ結果の項目はないか?
  • 仕事や私生活で回答に納得できる経験はあったか?

分析結果と自分の経験を照らし合わせ、転職活動の方向性を決める資料として利用しましょう。

ただし自己分析ツールの結果は、あくまで参考情報。

  • 回答がこうだったから、私はこんな人間なんだ。
  • こんな分析なんて、絶対当たらないから意味ない!

と思い込まず、客観的な意見のひとつとして頭に入れてください。

よしだ

回答を読んで「ふーん。」で終わるともったいない!

自己理解に使える分析ツール7選

自己理解に使える分析ツールを7つ紹介します。

スクロールできます
サービス名
ミイダス

ASSIGN

リクナビNEXT

doda

16Personalities

ストレングスファインダー

ポテクト
利用料金無料無料無料無料無料有料有料
利用登録必要必要必要必要不要必要必要
所要時間30分3分30分5分5分30分30分
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ミイダス

ミイダスはキャリアに悩む転職者に向けた人材オファーサイト。詳細な結果シート付きで、使いごたえのある自己分析ツールが無料で使えます。

提供しているのは「ミイダス株式会社」。「HRサイエンス研究所」「NTTデータ経営研究所」と共同開発しており、分析結果の精密さは非常に信頼できます。

ミイダスに登録することで、以下3つの分析ツールが利用可能です。

  • 市場価値診断
  • コンピテンシー診断
  • バイアス診断ゲーム
市場価値診断
コンピテンシー診断
バイアス診断ゲーム

各診断ごと、所要時間は30分程度。ボリューム感のある質問により、精密な診断が受けられます。

特にチェックしてほしいのは、コンピテンシー診断のコンテンツ「ストレス要因」。さまざまなシチュエーションごとに、ストレスの感じるレベルを10段階で評価してくれます。

よしだのストレス要因

発達障害のある方は、一般の人よりストレスを感じやすい方が多いです。ご自身がストレスに感じやすいポイントを知っておくことで、事前に対処することが可能になります。

ミイダスはこの「ストレス要因」の10段階評価だけでも、利用する価値が高い自己分析ツールです。

よしだ

なんとなく感じていたストレス要因が、しっかり言語化されてる!

\ ストレス要因チェックが優秀! /

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

ASSIGN

ASSIGNは20~30代向けの転職アプリ。たった3分で診断可能な、無料のキャリア診断が利用できます。

ASSIGNのキャリア診断は回答をAIが分析することで、強みレポートとオススメ業界×職種ランキングを診断してくれる内容。障害者向けツールではないので発達障害は考慮されないものの、全体的にどの方向性で進めば能力を発揮しやすいかが分かります。

特に「特徴的な強み」は要チェック。自分では気付けなかった「自己PRポイント」を発見でき、今後さらに磨きをかけるべき項目が明確になります。

よしだの診断レポート

よしだの職業ランキング

印象としては「改めてキャリアを積みたい人」や「自分の力でもう少し挑戦したい人」に合うアプリです。

自己分析ツールだけでなく、アプリ上からそのまま一般転職に進むことも可能。自分の強みや仕事の向き・不向きを知りたい方にオススメのツールです。

よしだ

クローズで頑張る人や、転職意志が強い人に良さそうな感じ!

\ 20~30代に人気! /

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

リクナビNEXT

業界最大手のリクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」。登録者向けサービスのなかに、無料で使える自己分析ツール「グッドポイント診断」があります。

グッドポイント診断は解説付きで「あなたの強み」を5つ提示してくれるツール。利用者の満足度が非常に高く、客観的な視点で強みを探せると高評価です。

その代わり質問数は300問と大がかり。回答し終わるまで30分以上かかるため、片手間ではなくじっくり自己分析に取り組みたいという方にオススメです。

よしだの分析結果
よしだ

「柔軟性・親密性・感受性・悠然・決断力」に強みがあったよ!

\ 5つの強みで細かく分析! /

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

doda

転職サイトで有名な「doda」でも、いくつかの自己分析ツールが使えます。転職活動でアピールできる強みを探したり、次に伸ばすべき課題を探したりするのに利用しましょう。

  • 「自己PR」発掘診断
  • キャリアタイプ診断
  • 転職タイプ診断
  • モヤモヤ解消診断
  • オンライン仕事力診断

「自己PR」発掘診断の利用シーン

設問数が少なく手軽に使える分析ツールばかりのため、じっくり自己分析するツールの補助としてオススメ。「doda」の転職サイトでそのまま転職活動も行えるので、求人探しのついでに自己分析ツールも使ってみましょう。

\手軽に使える自己分析ツールが豊富!/

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

16Personalities

16Personalitiesは会員登録なしで気軽に使える性格診断。質問に答えていくことで、性格タイプ16種類の中から適したタイプを診断してくれます。

5分もかからず簡単に診断できるので、SNSで自身の性格を共有している方も多いのが特徴。

直接転職活動に活かすよりは、ご自身のタイプを知って行動に活かす使い方がオススメです。

よしだの診断結果
よしだ

わたしは「管理者(ISTJ-T)」だった。

\ 手軽に試せる性格診断! /

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

ストレングス・ファインダー

ストレングス・ファインダーとは、米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断ツール」です。

才能を34種類の資質に分け、テストを受けることであなたの資質を高い順番に並べて提示します。

よしだの診断結果
よしだ

私は「収集心」「目標思考」「個別化」が強い!

ストレングスファインダーは、転職活動においてアピール材料になる「強み」を見つけるツール。ご自身の強みを把握することで、どんな仕事なら成果を発揮しやすいかが明確になります。

ストレングス・ファインダーの購入方法を見る

テスト後に入手できるデータは2パターンがあり、購入方法によって手に入る情報が変わります。

  • TOP5の資質のみ順番を知る
  • 34資質すべての順番を知る

TOP5のみを購入した方でも、割高にはなりますが追加料金を支払うことでアップグレードも可能です。

スクロールできます
購入方法TOP5資質34資質すべてアップグレード
書籍2,420円
公式サイト3,495円8,450円6,990円
アプリ(iOS)(android)3,495円8,450円6,990円
ストレングスファインダー料金表

アメリカで販売しているサービスのため、為替の影響を受け値段が変動します。

オススメは34資質すべて確認できる上位版を利用すること。強みだけでなく、頑張っても結果に反映しにくい下位資質も確認できます。

TOP5を見るだけなら、リクナビNEXTの無料ツール「グッドポイント診断」で近しい回答結果が得られます。

よしだ

私の場合は「調和性」「原点回帰」「包含」では頑張っても結果を得にくい。

\ 才能診断の最高峰! /

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

ポテクト

ポテクトは就活・転職の自己分析のほか、企業の採用選考としても利用されている診断ツールです。

詳細な適正分析シート6枚、ストレス、目標などさまざまな分析結果を得られます。

スクロールできます
プラン出力シート料金/1人
ライトプラン適正分析シート(1枚)
+ワークショップシート
無料
(※個人利用のみ)
ベーシックプラン適正分析(3枚)+気質+ストレス
+ワークショップシート
1,650円
アドバイスプラン適正分析(6枚)+気質+ストレス
+ワークショップシート
3,300円
仕事力分析プラン適正分析(6枚)+仕事力+気質
+ストレス+ワークショップシート
3,850円
ポテクト料金表

無料のライトプランもあるので、気になる方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。

よしだ

PDFシートに分析がギッシリ詰まっています。

\ 日本製の自己分析シート! /

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

ツールの分析結果を使った自己理解の深め方

自己分析ツールはただ結果を眺めるだけでなく、回答シートを使って自己理解を深めることが大切です。

回答結果と自分の行動を照らし合わせ、振り返ることで転職活動に活かしてください。

  • ワークシートの回答と実際の特性・行動を比較
  • 複数ツールの回答から共通している項目を探す
  • 分析結果から転職の目的や活躍できる環境を見つける

回答シートと実際の特性・行動を比較

分析ツールはあくまで、自己理解を深める手がかりの一つ。ワークシートや回答結果と、ご自身の特性・行動を比較しましょう。

回答結果の特性や傾向をよく読み、自分自身の行動や思考パターンと照らし合わせることで自己理解が深まります。

大切なのは結果を読むだけでなく、回答を元に過去の経験を振り返ること。なんとなく行っていた行動が言語化されたり、自分では気付けなかった長所や短所を発見できたりすることが多いです。

長所ををもとに活躍できる職種・業界を絞ったり、苦手な業務ばかりの仕事を避けて転職することも可能。自己分析ツールの回答は、ご自身の思い込みを回避しより満足度の高い転職をするために活用してください。

よしだ

「論理型」と診断されたら近しいエピソードを思い出してみる。みたいな感じ!

複数ツールの回答から共通している項目を探す

自己分析ツールは1つだけでなく、複数のツールを使うことをオススメします。

分析ツールはそれぞれ仕様も回答結果も異なるもの。「職業適性・性格・人格」など、さまざまな視点から独自の回答結果を得られます。

2~3つのツールを使い、回答結果を見比べてみましょう。

例えば「問題解決力」「真面目」「論理型」といった回答を得た場合は、真面目にコツコツと物事に取り組む人と推測できます。

私のオススメは「ミイダス+他のツール」の組み合わせ。ミイダスは数多くの質問から特性を分析し、非常に細かな適性評価をしてくれる優良ツールです。

ミイダスの回答結果を主軸に、他のツールも試して回答結果を見比べてみるといいでしょう。

よしだ

私はミイダスの回答結果を何回も読み返してるよ!

結果から活躍できそうな環境を想像する

自己分析ツールは特性や強みを理解するだけでなく、適職を探す手がかりにもなります。強みが活かせる環境大切にしたい価値観を再確認することで、より満足度の高い転職が実現できるでしょう。

ツールの回答結果やご自身の行動・思考パターンを組み合わせて、どんな環境・職種なら能力を発揮できるか想像してみましょう。

転職の目的や環境を想像することは、適職やキャリアの方向性を定めるうえで重要です。

例えば「問題解決力」「真面目」「論理型」でコツコツと物事に取り組む人であれば、派手さはないけど淡々と日々の業務に取り組むプログラマーや経理担当が合っていそう。といったイメージ。

自己分析ツールの結果やご自身の適職イメージは、あくまで参考のひとつ。見つけた方向性だけに固執せず、より働きやすくするためのヒントとして活用しましょう。

また「この仕事は合いそうだ」と感じる職業が見つかった場合、何をどうすれば転職を実現できるかといった手段を考えることも必要となります。

転職市場に求人があるか確認することも大切なので、転職エージェントに市場動向を聞くのも有効です。

よしだ

「やってみたい」だけでなく求人の有無もチェックしよう!

△ 自己分析ツールの一覧表に戻る

自己分析ツールを使用する際の注意点

自己分析ツールは便利な半面、気をつけるべき注意点もあります。ツールに頼りすぎても失敗する可能性があるため、目的に応じてバランスよく利用しましょう。

  • 登録制の転職サイトや有料ツールもある
  • ツールの回答をそのまま信じ過ぎない
  • 第三者の客観的な意見も参考にする

登録制の転職サイトや有料ツールもある

自己分析ツールの中には、登録制の転職サイトお金がかかる有料ツールなどもあります。利用登録や課金によって詳細な回答が得られる側面もあるので、ツールの利用条件を必ず確認してから使いましょう。

有料や転職サイトの登録を否定せず、理解したうえで便利に使うことが大切です。

いきなりお金をかけるのが不安な方は、登録だけで使える転職サイトの自己分析ツールから始めてください。

転職サイトはそのまま、職種や業界のリサーチにも使えます。自己分析の結果をもとに、一般求人ならどんな求人が良さそうなのか確認してみましょう。

よしだ

アカウント登録だけで詳しい自己分析が受けられるならリターンは大きいよ!

ツールの回答をそのまま信じ過ぎない

自己分析ツールの回答結果は、そのまま信じ過ぎてはいけません。あくまで参考程度に留めて、全ての判断をツールの結果で決めないように注意しましょう。

詳細な分析結果を読むと、「本当に自分のことを理解してくれてる」と勘違いしてしまう場合があります。しかしツールはあくまでツール。たとえ詳細な分析だったとしても、万能ではありません。

あくまで自己理解を深める手段の一つと考え、結果を過信しすぎないようにしましょう。ご自身の過去の経験と照らし合わせ、検証する作業も必要です。

第三者の客観的な意見も参考にする

自己分析はツールの結果や過去の経験だけでなく、第三者の客観的な意見も取り入れることが重要です。自分の考えに頼りすぎると、視野が狭まって失敗してしまうリスクもあるでしょう。

転職エージェント障害者支援のサービスを利用することで、専門的な第三者のアドバイスが得られます。

  • 危険な思考に偏っている状況に本人は気付かない
  • 視野が極端に狭まり失敗に向かって突き進んでいる

このような状況を避けるために、外部と相談しながら転職活動を進めることは非常に大切です。新卒学生の就活と違い、転職活動はただでさえ孤独な戦い。内定が出るまでは現職も手を抜けないため、焦りや不安が重なることも多いでしょう。

第三者と接点を作り、面談でやり取りをするだけでも、孤独感が紛れ視野も広がりやすくなります。積極的に、使えるサポートは使い倒してください。

分析が苦手な人はキャリアコーチングもオススメ

分析することが苦手で「ツールの回答結果を見ても分からない」という方は、キャリアコーチングを受けることもオススメです。

キャリアコーチングとは今後のキャリアを整理できる有料サービスのこと。キャリアに関する専門知識を持つプロと対話することで、自己理解を深めたり今後の方向性を決めたりする手助けをしてくれます。

キャリア・コーチングは、お一人おひとりが自分ならではのキャリアデザインを持ち、さらに行動を変えながら自立的に実現してゆけるよう継続的にサポートするキャリア支援サービスです。

引用元:日本キャリア・コーチング

サービスは有料となりますが初回面談は無料となっている場合が多いので、まずは初回面談で悩みを相談してみるといいでしょう。

スクロールできます
サービス名キャリアアップコーチングきづく。転職相談キャリフリ
ロゴ
初回相談無料無料無料
公式HP公式HP公式HP公式HP
よしだ

初回面談だけで、ほとんどの悩みが解決しちゃったって人もいるよ!

まとめ|自己理解は分析と気付きから得られる

本記事では発達障害を持つ方に向けて、自己理解や適職探しに役立つ分析ツールを7つ紹介しました。

記事のまとめ
  • 分析ツールは自己理解を深める道具
  • 回答結果とあなたの行動を比較しよう
  • 分析が苦手ならキャリアコーチングもアリ

大切なのはツールの結果を読むだけでなく、あなた自身の特性や行動と比較して考えること。自己理解は手軽にできるものではありません。あなた自身の思考や行動を客観的に振り返り、少しずつ理解を深めていってください

本記事で紹介したツールを使う以外にも

など、できることから取り組んでいくと良いでしょう。本記事を参考にしつつ、働きやすい環境を探してみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

タップできる目次